夕暮れ窓の外

思ったことをつらつら書きます。

音楽と本

 

 

おこんばんは。

 

突然ですが今、

中島らもさんの『ロカ』という本を読んでいます。

 

本を読むのは苦ではないですが、かといって休日に好んで読むほど好きなわけでもありません。

 

じゃあ、いつ読むのかというと通学の電車の中です。

「大学4年間で100冊は読むぜ!」

と意気込んでたのですが、今現在63冊。

 

来年の3月末までに残り、37冊。

達成できるかとても微妙な数字となっております。

 

現在春休み、電車もそんなに乗らなくなってしまったので一向にページが進みません。

図書館の期限ばかりが迫ってきます。

 

とまぁ言い訳をつらつら書きましたが、

中島らもさんの作品はとても面白くて暇があれば読んでます。

今年に入って3冊目です。

 

大槻ケンヂさんの作品も読みましたが、

ミュージシャンの方のエッセイはとてもおもしろいですね。

 

酒と煙草と女と博打と。

 

大概クズ人間の典型的な感じなのですが、

私はとても憧れたりします。

 

私とは真逆の生き方ですからね。

飄々と生きるといいますか

"今を生きる"って感じがとてもカッコよくて、

しかも、こんなダメダメで絶対将来やばいだろって感じなのに

どうにかなっちゃうところが人生すげーやって。

 

まぁ、小説やらエッセイやら作文やら

文字書く作品は書いてある文章全てが全て本当の事とは限りませんから

 

面白いところだけを抜粋して書いて、

本当は物凄く悩んだり、しんどかったり、苦労して、死にたくなったりした事もあったかと思います。

 

やっぱり、人間ですもの。

そして、芸術家ってなんやかんや心が弱い人が多い気がします。

 

自殺未遂をしてしまったり、薬をやってしまったり、酒に溺れたり。

 

でも、ただそうやって逃げてるだけじゃないんです。

私が思うに、普通の人より感性が敏感といいますか考えたり悩んでしまう人が多いのかと。

 

そんで、苦しくなって自分を追い詰めてしまって酒や薬に逃げる。

 

でも、

「俺ってなんでこうなんだろうか」

「こんなんじゃダメなんだ」

「でももうダメなもんはダメだ」

 

その気持ちを作品にしてしまう。

そして、それを読んだり聴いたりした人が

わかるわかる!

と共感する。

 

自分だけじゃないと安心して居場所を見つける。

そうやってファンが出来ていくんじゃないのかなと。

 

人間プライドが高い生き物です。

自分の弱いところを隠して、強く見せようとする生き物です。

 

なのに、弱いところを全開にして

どうだい!俺はこんな人間だ!

こんなクズ野郎だ!だけど生きてるぜ!

かかってこいよ!

 

なんて言われたら、

今まで見栄張って生きてきたこっちが馬鹿に見えてきます。

 

むしろ、カッケェじゃねぇかと。

どうしてこんなにかっこいいんだと。

 

 

 

 

熱くなってしまいました。

 

生憎私は酒も弱く、ビビリ中のビビリなのでそんな生き方は出来ませんでした。

 

ですが、音楽や小説に沢山助けられて生き方を教わってきたお陰で、

今はとても息がしやすくなりました。

 

就活もそうですが、

型にはまるのではなく、思い切ってハミ出したりしながら自分らしく生きていきたいなって。

 

有言実行できるように頑張ります。

 

長くなってしまいました。

本当はサイトのタイトルの由来を書こうかなって思ってたのに脱線してしまいました。

 

その話はまたいずれ。

 

ありがとうございました。